感染者が急増!性病の症状について知っておく

性病(性感染症)は、感染してすぐに気がつける病気ではありません。自覚症状がないため、感染に気気がついた時には大事なパートナーに伝染していることが考えられます。自分のため、パートナーのためにも、性病の症状を理解し、すぐに治療ができるように心がけておきましょう。

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再発を繰り返す性器ヘルペス!男性女性それぞれの症状について

   

性器ヘルペスの症状:男性編

男性の性器ヘルペスは、病原ウイルス単純ヘルペスウイルス2型への感染から2日間〜10日程度の潜伏期間を経て発症します。

発症後は、男性器の亀頭や包皮を中心に臀部や太ももまでの広い部分にヒリヒリとした灼熱感を伴う痛みやムズムズとした痒みを伴う直径1mm〜2mm程度の赤い発疹や水疱などを発症すると共に病原ウイルスが尿道に侵入します。

病原ウイルスは、尿道で繁殖し透明色から乳白色の膿の排出や灼熱感を感じる強烈な排尿痛及び頻尿などを伴う尿道炎を発症しますが、自覚症状は感染患者の約50%にしか発症せず適切な処置を施される事無く放置され重症化する感染患者が多いのが現状です。

性器ヘルペスは、放置すると尿道に沿って膀胱や膀胱の下に位置する前立腺に加え、精管に沿って精巣上体や精巣にまで上行感染してしまい前立腺炎や膀胱炎及び精巣上体炎を発症してしまう事があり、下腹部の強い疼痛や38度を超える高熱、尿意切迫の症状などが現れます。

初期感染時には、水疱や潰瘍に加えて38度以上の急な発熱や全身の倦怠感及び頭痛などを多くの感染患者が発症しますが、再発を繰り返すうちに軽くなる特徴があります。

性器ヘルペスの症状:女性編

女性の性器ヘルペスは、病原ウイルス単純ヘルペスウイルス2型への感染から2日間〜10日程度の潜伏期間を経て発症します。

発症後は、外部生殖器を中心にお尻や太ももにまで直径1mm〜2mm程度の赤い発疹や水疱などが発症しますが、初感染時には太もものリンパ節の腫れや38度を超える高熱及び頭痛などを伴う事があります。

病原ウイルスは、男性とは異なり尿道では無く膣や子宮頸管部の粘膜で繁殖する事が多く、おりものの異常や不正出血及び性行痛などを伴う膣炎や子宮頸管炎などを発症しますが、感染患者の約80%に自覚症状が無く適切な処置を施される事無く放置され重症化する感染患者が非常に多くいます。

女性の性器ヘルペスは、放置されると卵管や卵管に沿って卵巣や臓器を包み込む透明な腹膜まで上行感染し、卵管炎や卵巣炎及び骨盤内腹膜炎を発症します。

卵管炎は、卵巣とつながっている事もあり炎症の発症と共に卵巣炎を発症してしまう事が多いだけで無く、この生殖器官は軽度の炎症では痛みを感じる事が無く重症化し易く、卵管の閉塞や狭窄を引き起こし子宮外妊娠や不妊症の原因となる事が多くなっています。